名月 藁ぶき屋根の家 大野麥風(オオノバクフウ) 画 大野麦風

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懐かしい日本の原風景。十五夜お月さまでしょうか。拡大して隅々まで散策くださいませ。昭和27年(1952年)64才時の作品木版画 38.5cm×25.9cm版元:京都版画院 摺り:長江の印有り、麥風の署名・落款有コンディション:古いものですが、シートで守られてきたため、とても良いコンディションだと思います。画面上端の左右に糊付け有り。参考価格:こちらは国内外で見つけることも困難な希少な作品となり、販売無し。元々は画家で、長原孝太郎のもとで洋画を学び活躍。その後版画家に転向し、日本各地の魚の生態を色鮮やかに描く版画集「大日本魚類画集」を出版する。多くの人に評価される作品は、緻密・繊細な魚が主になる。しかし、本来の彼は、こういった写実的細密な表現を求めていなかったのではないかと個人的に思います。なぜなら、晩年に残した本作品はモノトーンの色調で抽象化された世界であり、まったく違う趣の作品だからです。ここまでの画力がありながら、何故抽象的な作品を晩年に残したのか。そこには版画であれど絵画のような表現を目指す若き野心が消えることなく残っていたかのように思われます。若き日の彼は20 世紀初頭の「創作版画」運動に影響を与えました。その運動の第一人者である石井柏亭に師事し、棟方志功とも緊密に連携しました。彼は、伝統的な木版画の技術と彼自身の革新性を組み合わせることによって実現した、大胆で単純化された形と鮮やかな色彩の使用で知られていました。木版画の表現力に特に興味を持っており、彼の作品には抽象化や歪曲の要素が組み込まれることが多くありました。麥風は、支配的な浮世絵の伝統に挑戦し、現代を反映した新しい形の日本美術を創造しようとする芸術家グループの一員でした。この創作版画運動はアーティストの個人的な創作プロセスを強調し、既存の作品の複製としての版画という考えを拒否しました。江戸時代から続く分業で制作する版画に依存するのではなく、自ら版木を彫り、自分の作品を刷ることありました。本説明は私の主観であり、何かを保証するものではありません。出品作品は現状有姿で提供いたします。購入後の対応はできないため、何かございましたら事前にお問合せくださいませ。
カテゴリー:ホビー・楽器・アート>>>版画>>>木版画
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